年齢を重ねれば、誰しもが体力の衰えを感じるようになります。

若い頃と同じように働くことができればいいのでしょうが、40代に差し掛かった頃にはそうも言っていられなくなるでしょう。

この衰えの実感をきっかけに転職を考えることは、一つ重要なきっかけとなるのかもしれません。

医師に無理は禁物!

医師も非常に体力を使う職業です。

特に外科医として腕を振るう医師は徐々に、しかし、確実に衰えを感じていくことでしょう。

手術が数日間に及ぶこともあります。

徹夜で治療にあたることも珍しくなく、いつ予断を許さない状況になるかわからないため休息も形だけのものとなり、心と体を十分に休ませられない状態がしばらく続くことも少なくはありません。

体力が衰えることで困るのは患者さん自身。

もしそこで重大なミスや事故が起これば、被害を被るのは患者さんであり、その家族です。

衰えていても転職できる!?

気持ちや意識の面では若い頃と変わらなかったとしても、もし少しでも衰えを感じるようであれば、むしろ積極的に転職を検討し、適正な職場へと活躍の場を移すことも考える必要が出てくるでしょう。

その職場はどこなのか、これも慎重に考えなければいけません。

徹夜や数日間にも及ぶ気の抜けない作業はもうできない、しかし医師という仕事を続けたいのであれば、診療所やクリニックのような、規模は小さいけれどもこれまでの経験を存分に発揮できる職場へ転職することも一つの選択肢となります。

小規模な医療施設であれば、勤務時間が定まっており残業がほとんどないところも多いですし、当直がなく十分な休息が取りやすい施設とも出会えるはず。

オンコールの有無も、年齢を重ねた医師にとっては重要なポイントとなるでしょう。

あるいは、転科を考えるのも一つの選択肢となります。

外科として働くことに限界を感じるようであれば、内科への転科を検討してみてはどうでしょうか。

外科医としての知識も十分に活かせますし、手術などがない分、肉体的には随分と楽に仕事ができるようになるはずです。

医師としての責任は変わりませんが、医師として働き続けるためにはこのような選択があることも頭に入れておかなければいけません。

決断は早ければ早いほど有利

どこかで決断をしなければならないのであれば、早めに意思を固めること。決断が遅れれば、転職の機会そのものを逃しかねません。

また、他者とは過剰に比較しないことも重要でしょう。

60代になっても困難な手術を毎日のようにこなしている医師も確かにいます。

しかし、大事なのは自分自身の身体と心のバランスです。

年齢や、もともと備わっているものには違いがありますから、それよりも、「仕事を続けたい」という気持ちを優先し、転職や転科によって適正な職場に移る道を選択した方が、今後のキャリアにとっては有意義な決断となるはずです。

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