1. 現役にこだわりながら年収を保つには

現役にこだわりながら年収を保つには

日本では年功序列の意識がまだまだ社会に根強く存在しているため、年齢が上がれば収入も上がるという形が一般的。

医師の世界でも同じような現象は多々あります。

開業医となれば若くして年収数千万円を手にすることも可能ですが、勤務医の収入は年齢と比例関係にあると言ってもいいでしょう。

事実、求人情報を見てみても、経験年数が多いほど、つまり年齢が高いほど給与額が多くなる傾向があります。

医師という職業は需要があるため、年齢を重ねても収入が落ちることはほとんどありません。

60歳を過ぎたあたりから平均年収が落ちてくるというデータもあるものの、現役にこだわり続ける限りは、さほど気にする必要はないでしょう。

転職しても年収を下げない方法とは?

40代に突入し、医師としてピークに近づきつつある年齢であるにもかかわらず年収が下がる人がいるとすれば、それは転職によるものであることが多いのですが、ここは医師にとって一つの悩みどころとなりそうです。

職場を変えたい、診療科目を変えたい、しかし収入は保ちたい。

この意識を持ってしまうと、転職というもの自体に二の足を踏みかねません。

それでは非常にもったいない。

転職をしても収入を保つことは十分にできます。

また、収入は落ちてしまったとしても、その分やりがいや働きやすさ、精神的・肉体的ゆとりを得られるかもしれません。

もちろん、うまくいけば両方を手に入れることができるでしょう。

40代になると年収も1000万円を超えてくるのが医師という職業。

45歳を越えれば1300万円から1400万円と、その額も大幅にアップします。

しかし、この程度であれば転職によって保つことができるはず。

求人情報を出している医療施設、特に小規模な施設の多くは、40代以降の医師に対しては1300万円以上を提示しており、よほど経営に切羽詰まったところではない限り、勤務医の平均収入を下回ることはありません。

副収入を得ることで広がる選択肢

現役の医師であることにこだわりながら、且つ今の収入額を維持するには、非常勤やアルバイトのようなもので副収入を得るという方法もあるでしょう。

講演、執筆業などでも副収入を得ることができれば、逆に収入を上げることも可能です。

副収入を得やすい環境を作るために転職をするのも一つの手段。

このように柔軟に物事を考えることで、いくつもの道や方策を見つけることができます。

収入にばかり目を向けるわけにもいきませんが、この点にもこだわりながら、同時にやりがいや働きやすさを手に入れるなど、自身にとって最良の道を見つけていくことは十分に可能なのです。